木目金の結婚指輪2
冷めた木目金の素材を治具から取り出します。
レンガのように溶着された素材を、4ミリの幅にしていくため
なまし、急冷を3回以上して金属を柔軟にしておきます。
その後木目金素材を赤い色になるまで、火をあてていきペンチで
掴み金床にのせ、金槌で叩いていきます。
その時、赤くなり過ぎペンチで掴んだ時、素材が溶けないように
充分に注意します。金槌で叩きますが金属の赤みが消えている
のに金槌で叩きますと、木目金素材が割れたりするので
よく素材を観察しながらおこなっていきます。
ペンチで掴めないぐらいまで、4ミリになりましたら
今度はローラーを使用して3ミリの幅までにしていきます。
ローラーは必ず、同じ方向からかけていきますので、糸鋸を
使用して印をつけておきます。