結婚指輪に使われるゴールドのポイント

結婚指輪の素材にも注意が必要?

木目金の指輪も含めて、結婚指輪によく使われるゴールドには、一般的に想像されるゴールドと少し異なる点があります。
そこをよく知らずに結婚指輪を購入すると、後悔につながりかねません。
そこで、結婚指輪によく使われているゴールドのポイントを、ここで少しまとめたいと思います。

結婚指輪でよく見るゴールドとは?

結婚指輪によく使われるゴールドは、実は純金ではないことが多いです。
それらは合金のゴールド、つまりは純金に別の金属を混ぜたものなのです。
合金かどうかは素材の表示によって判断でき、純金なら「K24」もしくは「24金」と書いてあります。
合金のゴールドである場合、「K」の後ろや「金」の前についている数字が小さくなるので、たとえば「K18」や「18金」などと書いてあれば合金だと判断できるのです。
合金だとしてもゴールドがいくらか含まれている点に変わりはなく、純度が高ければ高級素材にもなりえます。
しかし純金ではないことは、購入の前に押さえておきたいところです。

純金を使わないのはなぜ?

高級素材であるゴールドにわざわざ別の素材を混ぜる目的は、素材の補強です。
ゴールドは見た目が美しく、腐食や変色にも強いのですが、強度は高くありません。
日常的に使われることの多い結婚指輪の素材に使うと、リングに傷がつく、変形するなどのトラブルが起きやすいのです。
合金のゴールドは、ゴールドの純度が下がってしまう代わりに、強度は高くなっています。
どれだけの強度があるかは純度によるものの、18Kや14Kくらいになると、リングの普段使いもしやすいでしょう。

豊富なカラーバリエーションも魅力

合金のゴールドは別の素材が混ざっている関係で、ホワイトやピンクなどのカラーバリエーションが生まれています。
ゴールド製とは思えない素敵な色合いの結婚指輪が手に入る点も、合金のゴールドの魅力です。
色合いの豊富さから、合金のゴールドは木目金の指輪にもよく使われています。
木目金工房enishiでも合金のゴールドを使った一品をいくつも作っているので、興味をお持ちの方はぜひご利用ください。